こんにちは。平成生まれ薬剤師りんりんですっ
薬学生のときの私
お仕事に限らず人が生きる上で共通するのは”自己研鑽”ですっ
…そう思って私も日々もがいている。
薬学生のとき思っていたのは

認定/専門薬剤師をとって専門性を高めたいな~
実際に出会った専門薬剤師たち
いまや専門薬剤師の幅も広がって
病院実習でも
- HIV感染症薬物療法認定薬剤師
- 抗菌化学療法認定薬剤師
- 日本褥瘡学会認定師
とそれぞれの分野の中でスペシャリストとなっている薬剤師をみて

お仕事を始めたら論文書いてかいて、学会に出て実績を作っていくんだ!
と漠然と思ったことがきっかけ。
もちろん、専門性を高めることは大事。
薬剤師の基盤、本当の強みとは。
でもその前に薬剤師の強みって、

スペシャリストの前に”ジェネラリスト”ですよ!
ってことだったんですよね~
なので、鑑査・調剤・投薬・薬歴管理、薬物療法/日進月歩の医学・薬学に関する情報収集と
多岐にわたる薬剤師業務での基礎となるのはジェネラリストであること
これにつきるわけでありますっ!
専門分野に特化した医師は薬物療法についても熟知しています。
ただ、実臨床の患者さんはどうでしょう?
一つの疾患を抱えた方ばかりではありませんよね。
一口に疾患ともいえない背景を抱えた方がいらっしゃるわけでっす。
- 高齢者で腎機能が落ちていること。
⇒AKI:急性腎障害なんか起きたら大変!
投与量を考えないといけないこともあるよね。 - ほかに飲んでいるお薬で、本来の効果を期待できないことがあること
⇒服用タイミングを変えてみる提案もあるよね。 - そもそも一回で飲むお薬の量が多くて間違っていることがあること
⇒ヒートから出してお薬を朝の分、お昼の分…とまとめてみる(一包化)することの提案もできるよね。 - あれ?成人量超えてない?
⇒子供の薬物量を添付文書の体重換算だけでみると成人量を超えてしまう可能性もあるよね
毎日の診療の中で、お一人お一人に対して、あと一歩踏み込んだ医療者としていられるのが
薬剤師だと思います、診療の最後に会うのが薬剤師であることもあるのですから。
その研鑽の中で『これだ!』ってものに出会って、人との繋がりの中で
成長してスペシャリストへとレベルアップしていけると私は考えています。
2000年代に専門薬剤師の制度が始まった際にも近い議論はありましたね!
薬剤師はスペシャリストを目指すべきではなくジェネラリストのままであるべきだ
薬事日報ウェブサイト:求められるのはジェネラリストとしての能力|薬事日報ウェブサイト
まとめ
私もまーだまだ社会人としてはもちろん、薬剤師としても半人前。
ぶきっちょなのでどんなときも人の倍の要力・時間をかけて物事を進めてきました。
だからこそ悩んだり、できないことに立ち止まって進めなくなる人の気持ちがわかります。
そこに寄り添いながら、一緒に歩んでいける人でありたいと思っています。
薬剤師として、人として成長していける!そんなブログを書き続けてまいります。
今日はここまでっ!